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猫の子宮蓄膿症

診療百科
猫 12歳8ヶ月 未避妊メス

【飼い主様からの主訴】
1週間前からやや食欲元気低下、3日前から外陰部より膿がでるようになった

【検査内容】
・身体検査:外陰部より膿、腹部膨満
・血液検査:白血球上昇
・超音波検査:子宮の重度内腔拡張

子宮の重度内腔拡張

診断名
子宮蓄膿症
担当医からのコメント
子宮蓄膿症は、子宮内膜の異常と細菌感染による炎症などで子宮に膿がたまる病気です。
猫ちゃんの子宮蓄膿症は、わんちゃんと比べると発生率自体低いですが、5歳以降で多い傾向にあります。
主な症状は、膣から膿排出、食欲低下、お腹が張る、脱水、元気消失などですが、膣から膿を排出しないケースもあるため注意が必要です。
本症例は、お腹の中の2/3を占めるくらいの重度子宮内腔拡張が認められ外陰部から膿を排出していることなどから子宮蓄膿症と診断、受診当日に子宮卵巣摘出の手術を行いました。その後3日間入院をへて無事退院し現在は元気にしています。
子宮蓄膿症は、身体全体に細菌がまわると重症化し致命的な状態になる可能性もあるので早期発見・治療が重要です。
普段とは違う体調の変化があれば、各院までご相談ください。

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