今朝から排尿姿勢をとるものの、おしっこが出ないとのことで当院へ来院。腹部レントゲン検査において膀胱と尿道に結石があることを確認。
これまでに他院で膀胱結石を指摘されており、同様の症状で、尿道カテーテルで結石を膀胱まで戻す処置を行っていた。
今回も尿道結石をカテーテルで膀胱まで戻そうとするも、尿道に結石が多数認められ押し戻すことができず、尿道切開が必要と判断、翌日外科手術により尿道切開を実施し尿道に詰まった多数の結石と膀胱家石を摘出した。
術後より、スムーズな排尿が認められ、退院後から現在まで尿石症用療法食を給餌しており、結石の再発もなく良好に経過しています。
腹部レントゲン
術中の写真
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排尿が認められない場合、多くは尿道閉塞を起こしており、放置しておくと非常に危険です。おしっこが出ていない、トイレに頻繁に行くのに排尿が少ししか認められない場合は、すぐにご相談ください。 |