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マラセチア性外耳炎

診療百科
マルチーズ 11歳 2カ月 去勢オス

【症状】
右耳の重度の悪臭あり、排膿も認められた
わんちゃん、ねこちゃんが耳をよく掻いたり、頭を振ったりしていることはありませんか?
耳から匂いがしたり、茶色いベタベタした耳垢が増えている場合は「マラセチア性外耳炎」の可能性があります。

このわんちゃんは、左耳に耳垢の貯留と、マラセチアの増殖が認められました。

マラセチアは、わんちゃんやねこちゃんの皮膚や耳の中に元々存在している酵母(真菌)の一種です。普段は悪さをしませんが、耳の中が蒸れたり、アレルギーや体質の影響で耳の環境が変化すると、マラセチアが増殖して炎症を起こします。

【治療内容】
耳掃除を行い、点耳薬を使用して炎症やマラセチアの増殖を抑えます。必要に応じて抗真菌薬の内服を使用することもあります。

一見治ったように見えても、耳の中では菌が残っていることもあります。自己判断で治療を中止すると再発しやすくなるため、獣医師の指示に従って治療を続けることが大切です。

診断名
マラセチア性外耳炎
担当医からのコメント
このわんちゃんは、点耳薬を1週間使用しました。その結果、耳を掻くことがなくなり、マラセチアが検出されなくなりました。
「耳を掻くことが増えた」、「なんとなく耳が臭う」などちょっとした変化でも構いません。気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

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