前日からの元気食欲の低下を主訴に来院した。
当院での身体検査にて発熱(40.2℃)、血液検査にて炎症マーカーの上昇(CRP >21.0 mg/dl)を認めた。追加検査として関節液検査を実施したところ、複数の関節で好中球とマクロファージの増加所見を認めた為、元気食欲低下の原因が免疫介在性多発性関節炎であると診断。
コルチコステロイドを用いた免疫抑制療法を開始し、現在は元気に生活できている。現在は1ヶ月に1回の定期検診で、再発が無いかのチェックとコルチコステロイドの漸減を行っている。
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元気食欲低下は、どんな疾患でも認められることがある症状です。その為、身体検査や血液検査などの基本的な検査だけでなく、時には関節液検査などの特殊な検査が必要になることがあります。 |