~ペットの痛みをとりのぞきたい~
足腰のトラブルでお困りの飼い主様へ
当院では歩き方がおかしい、体のどこかが痛そうなど、動物の整形外科におけるお悩みをお持ちの飼い主様に向けた専門診療をご提供しております。
こんなお悩みありませんか
橈尺骨骨折、肩関節脱臼
膝蓋骨脱臼、前十字靭帯断裂、椎間板ヘルニア、レッグ・ペルテス病
膝蓋骨脱臼、前十字靭帯断裂、椎間板ヘルニア、レッグ・ペルテス病
前十字靭帯断裂
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニア、前十字靭帯断裂、レッグ・ペルテス病
このような症状は骨、関節に関わる疾患の可能性が疑われます。
このような疾患はわんちゃん、猫ちゃんのQOL(生活の質)に大きく関わります。
診療内容
当院では歩様の観察、整形外科的検査、レントゲン検査を始めとする各種検査を適切に行うことで、診断および適切な治療計画を行い、ふたたび健康に歩けるようになるサポートをさせていただきます
診療体制について
担当獣医師
診察日 | 随時受付 (※予約制となっておりますので、下記のセカンドオピニオン相談フォームまたは、お電話にてご予約をお願いいたします) |
セカンドオピニオン相談フォーム
フォーム予約
わらび院 TEL:048-261-0102 / 048-261-0800
電話予約
設備紹介
動力
ストライカー |
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プリマド2 |
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Vdrive |
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Cアーム
OEC1 |
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各種プレート
1.5~3.5mm |
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ワイヤー
Kワイヤー 軟性ワイヤー |
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創外固定
ミニチュア〜スモール |
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TPLOセット
TPLOセット |
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骨セメント
骨セメント |
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レジン
レジン |
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整形外科診療で多い疾患
前十字靱帯(部分)断裂
犬の前十字靱帯断裂は後肢跛行の原因で最も一般的と言われています。前十字靭帯は、後肢の大腿骨と脛骨を安定化させる膝関節内にある靱帯の一つです。さまざまな原因(加齢、ホルモン疾患など)で脆弱になった前十字靭帯に強い負荷が加わったときに靱帯が断裂し、膝関節の安定性が失われ強い痛みが生じます。放っておくと骨関節炎や半月板損傷を伴い病態はさらに悪化します。
症状は靭帯の損傷程度で異なります。軽度の損傷では軽度~中等度の足の引きずりを呈しますが、完全に断裂するとほとんどのケースで完全に挙上します。
当院では、前十字靭帯断裂/前十字靭帯部分断裂の症例に対しては脛骨高平部水平化骨切り術(TPLO)を第一選択として実施しています。この手術は1kg台の超小型犬から、60kgを超える超大型犬まで様々な体格の犬に適合するプレートが販売されており、実施可能です。
現在、前十字靭帯損傷に対して実施されている手術の中で、TPLOが最も早く良好な経過が得られることから、この術式が世界中で選択されています。この手術は人工的に骨を骨折させ(骨切り)、切った骨同士を目的の形でプレート固定することから、整形外科手術に精通した施設や執刀医によって実施されることが推奨されます。
症例1:ヨークシャ・テリア(10歳)
TPLO法 |
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上記の症状を認めた、または整形疾患を診断された場合はお気軽にお問い合わせください。
骨折
椅子から飛び降りてしまった、高所から落下してしまったなど、室内で骨折するケースも多々見受けられます。特に小型犬は前肢の骨が非常に細く、手首付近の骨は筋肉に覆われていないため、治癒しにくく、再骨折もしやすいため正確な手術が求められます。
当院では、固定力の強いロッキングコンプレッションプレート(LCP)という強力なプレートを使用しています。またそれでも固定力が不十分な場合には、外固定法(ギプスなど)を併用し、各症例のサイズ、骨折タイプ、本人の性格ま
で考慮して適切な治療プランを組み立てております。
症例2:トイ・プードル(3歳)
一般的にプレートとスクリューを用いた内固定法により治療します。症例のサイズ、活動性なども考慮して術後にギプス固定を併用する場合があります。 |
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骨端板骨折(Salter-Harris型骨折)
成長期に起こる骨折のうち骨端板(いわゆる成長板)で起こる骨折であり、その後の骨の成長に影響をもたらします。
骨折形態によってⅠ~Ⅴ型に分類され、数字が大きくなるほど骨短縮や変形などの障害が大きくなります。骨端板骨折の治療は、骨折部の安定化はもとより、骨端板機能の温存に配慮した固定法が求められます。
症例3:柴犬(0歳6カ月)
骨折部を整復しワイヤー等のインプラントを使用して固定する方法が一般的です。 |
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膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼には内方/外方/両側脱臼があり、内方脱臼が最も発生率が高いです。膝蓋骨内方脱臼はトイ・プードル、ポメラニアン、ヨークシャー・テリアなどの小型犬に多い疾患です。
はっきりとした症状がないことが多いため異状に気づかないことが少なくありません。重症度(Grade)で分類され、Grade3以上では手術が必要になることが多いです。
ただし、Grade2でも症状が顕著な場合であれば手術が必要になることもあります。さまざまな術式を組み合わせ、症例ごとに適切な手術方法を決定します。
症例4:トイプードル(1歳)
一般的に複数の術式を組み合わせて脱臼を整復します。
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