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犬の蛋白漏出性腸症(PLE)

診療百科
マルチーズ 6歳

【飼い主様からの主訴】
腹囲膨満

【症状】
1ヶ月前からの下痢、腹囲膨満

【検査内容】
血液検査で重度の低蛋白血症、超音波検査で腹水と腸管のゼブラパターンが認められた。
内視鏡検査でリンパ管の拡張を疑う所見が見られ、病理組織検査でリンパ管拡張症と診断。

診断名
蛋白漏出性腸症(PLE)
担当医からのコメント
犬に多い腸管から蛋白が漏れ出てしまう疾患です。低脂肪の食餌療法を行うことで血漿蛋白も正常値になり、腹水も消失しました。この疾患は、内服薬が必要になることが多いですが、現在のところ食餌療法のみで良好に維持できています。

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