小動物(犬猫以外)の飼育方法の相談から
病気の診断・治療まで幅広い診察を行います
小動物(犬猫以外)の飼育方法の相談から病気の診断・治療まで幅広い診察を行います
こんなお悩みありませんか
ウサギ
食欲低下、よだれが出る、便が小さい =>不正咬合、歯の破折、口腔内腫瘍、消化管うっ滞 |
下痢、軟便 =>消化管うっ滞、感染症(コクシジウムなど) |
涙が出る、眼の周りがはげてくる、顔の一部が腫れてくる =>鼻涙管閉塞、歯根膿瘍 |
血尿 =>子宮疾患(子宮内膜炎、子宮腺癌など)、膀胱炎、尿石症 |
鼻水が出る、くしゃみが続く、口で呼吸する =>感染(細菌(スナッフルなど)、真菌、ウイルス)、腫瘍 |
ハリネズミ
フケが多い、針がよく抜ける、よく掻く、皮膚が赤い =>感染症(細菌、ダニ、真菌など) |
よだれが出る、口から出血、食欲低下、食べにくい =>口内炎、口腔内腫瘍 |
血尿、陰部からの出血 =>子宮疾患(子宮内膜炎、子宮腺癌など)、卵巣疾患、尿石症、膀胱炎 |
くしゃみ、鼻水、呼吸が苦しい、早い =>鼻炎、気管支炎、肺炎 |
ふらつく、足を引きずる、四肢が動きにくい =>ハリネズミふらつき症候群(WHS)、脳神経疾患 |
ハムスター
脱毛、痒み、皮膚が赤い、フケがある =>感染症(細菌、ダニ、真菌)、アレルギー |
口から赤いものが飛び出している、出血 =>頬袋脱、口腔内腫瘍、外傷 |
陰部から赤いものが出ている・出血、血尿 =>子宮脱、膣脱、生殖器の腫瘍、卵巣・子宮疾患、尿石症など |
眼の近くに白いできものがある =>マイボーム腺腫 |
鳥類
食欲が落ちる、あくび様の症状、首を横に振る、黒い便 =>そのう炎(トリコモナス症など)、マクロラブダス症(メガバクテリア症)など |
お腹が腫れている、呼吸が荒い、大きな便をする =>過発情、腹部ヘルニア症、腹部黄色腫、多発性骨化過剰症、卵塞 |
脚を挙げる、足を引きずる、飛べなくなる、麻痺 =>多発性骨化過剰症、産褥テタニー |
診療内容
●ウサギ、フェレット、モルモット、ハムスター、ハリネズミ、モモンガ、チンチラ、デグー、ラット、スナネズミ、その他齧歯類 ●カメ(アカミミガメ、クサガメ、イシガメ、ヨツユビリクガメ、ロシアリクガメ) ●マウス、シマリス、ヒョウモントカゲモドキ ●小鳥 ●その他お問い合わせください診療対応動物種
小動物は犬・猫と比べ検査への負担が大きく、自宅での治療が困難な場合があります。
当院では外科手術にも対応し、出血などの負担を最小限に留めて行う機器も導入しております。日々新たに発信される情報に留意しながら、最善の治療法を提案し、診療を行っております。当院のエキゾチックアニマル科の治療方針
エキゾチックアニマル科 獣医師
赤羽院
診療受付時間:9:00~14:30
診療日:月曜~金曜(エキゾチックアニマル科は土日祝はお休みです)
対象動物:エキゾチックアニマル全般
予約制:TEL:03-3905-0102/03-5993-0800
川口院
診療受付時間:9:00~17:00
対象動物:ウサギ、フェレット、ハムスター、デグー、チンチラ
予約制:TEL:048-259-0102/048-299-5099
わらび院
診療受付時間:9:00~17:45
対象動物:ウサギ
予約制:TEL:048-261-0102/048-261-0800
東浦和院
診療受付時間:9:00~17:45
対象動物:ウサギ、ハムスター、モルモット、チンチラ、デグー、ラット、マウスなどげっ歯類、小型のインコ類
予約制:TEL: 048-875-0102/048-875-0800
治療例
ウサギ 1才9ヶ月齢、メス
【飼い主様からの主訴】 妊娠したか診断して欲しい。体重が増えたようだ。 【症状】 腹部膨満 【検査内容】 超音波検査で水分が多量に貯留した子宮を確認 |
手術で腫大した左右の子宮を摘出し、現在も元気に過ごしています。この病気は悪くなった子宮を摘出することで完治します。この他にメスのウサギさんには子宮の癌の発生も多いので、早めの避妊手術をお勧めしています。 |
ハリネズミ 2才5ヶ月齢、メス
【飼い主様からの主訴】 よだれが出る、歯肉が腫れている 【症状】 よだれが出る 【検査内容】 麻酔下で腫れた歯肉の切除および炭酸ガスレーザーで蒸散 |
ハリネズミでは歯肉が腫れる症状はよく見られます。今回のように炎症でも、腫瘍の場合でもレーザーによる蒸散の処置で痛みや腫れが最小限に抑えられ、その後の生活がより快適になる症例を経験しています。 |
セキセイインコ 2歳
【飼い主様からの主訴】 お腹が膨れて卵を産まない 【症状】 腹部膨満、呼吸が荒い、大きな便 【検査内容】 レントゲンで腹壁ヘルニアと真っ白になった全身の骨(骨髄骨)、便秘を確認 |
メスのセキセイインコは飼育下ではこのように過発情になり、ホルモンの影響で様々な症状を引き起こします。飼育環境を整えることで症状を最小限に抑え、必要があればホルモンを抑制する注射を投与します。 |
設備紹介
小動物用口腔鏡 |
口の中の状態を観察する器具。臼歯(奥歯)の過長や、それに伴う口腔粘膜の傷などを無麻酔で確認します。 |
歯科器具、電動ドリル |
過剰に伸びてしまった歯を切除するための器具。 切歯(前歯)は切歯カッターや電動ドリルを使用。臼歯(奥歯)は無麻酔で処置できる場合はロンジュールを、全身麻酔が必要な場合は電動ドリルを使用します。これらは歯の状態に応じて相談の上、選択していきます。 |
V-gel 声門気道確保器具 |
ウサギの全身麻酔時に呼吸の管理に使用。従来のマスクのみで管理する方法より、安定した麻酔管理が可能になります。 |
Liga Sure |
「血管シーリングシステム」と呼ばれる特殊な止血用電気メス。直径7mm以下の血管をシールすることで止血や切断をする装置。ウサギやハリネズミの避妊手術など、様々な手術に使用しています。 |
ゾンデ |
鳥類の素嚢検査に使用する器具。健康診断や各種感染症の診断に非常に有用です。 |