ワンちゃん・ネコちゃんの行動に
お困りの飼い主様へ
これまでしつけや育て方の問題として片付けられてしまったワンちゃん・ネコちゃんの行動が、実は身体疾患、脳の機能異常、お薬が必要な精神疾患だったりすることがあります。
当院の行動診療科クリニックは、ご家族が暮らしの中で困っている行動について、ペットの様子や表情を拝見しながら、飼い主様から詳しいお話を伺うことにより、行動の原因や気持ちを探り、解決方法を提案させていただきます。
ワンちゃん・ネコちゃんとご家族がより楽しく幸せに暮らせるように、飼い主様と一緒に考え、サポートいたします。どんなに些細なことでも構いませんので、お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
こんなお悩みありませんか
●咬みつく、吠える、唸る ●引っ掻く、突然攻撃してくる ●お留守番ができない ●雷や花火が苦手 ●かなりの怖がり ●トイレ以外で排泄してしまう ●ブラッシングや足拭きなどのケアができない ●同居犬/猫と仲が悪い ●同じ行動を繰り返す(足を舐める、毛をむしる、尻尾を追いかけてぐるぐる回るなど) ●認知症かもしれない(昼夜逆転、夜鳴き、徘徊など)
診療の流れ
担当獣医師 | 鳩ヶ谷院:大竹 |
診療時間 | 毎週水曜日 9:00-16:00 ※水曜日以外も随時対応可能ですので、お電話にてお問合せください |
予約方法 | 鳩ヶ谷院へ直接お電話いただくかまたはWEBにてご予約ください TEL:048-286-0102 / 048-286-0800 WEB予約はこちら |
診療体制について
・事前にお電話またはWEBにて診察予約をお願いします | |
・事前に下記問診票をダウンロード、ご記入いただき、当日ご持参ください ※鳩ヶ谷院へご来院いただき、問診票をお渡しすることも可能です ・問診票のダウンロード 問診票(犬) 問診票(猫) |
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・問診票をもとに、お困りの症状について詳しくお話を伺います ・予測される診断名や行動の理由についてお伝えします |
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・環境整備、関わり方の改善、トレーニング、場合によってはお薬やサプリメントなどを使用しながら、その子に合った治療法を相談して決めていきます ・症状の程度や反応を見ながら、丁寧にフォローアップを行います |
スタッフ紹介
治療例
症例1:カニンヘン・ダックスフンド(11歳、去勢オス)
【留守番ができない】 先住犬が亡くなった後から留守番ができなくなった。 お母さんが出かけるとトイレ以外で排泄したり、家の中を荒らしたり、玄関の前で何時間も鳴いたりする。 |
環境の変化によるストレスや、加齢に伴う認知機能低下による不安傾向の増大が悪化要因と考えられる。 |
・行動療法 外出前のルーティーンを決める 帰宅後の対応の改善 お留守番のトレーニング 長時間の留守番は避ける ・サプリメント、薬の使用 ・認知機能低下に対する治療 |
数時間の留守番は問題なく可能、半日程度の長めの留守番はサプリメントや薬を併用すればできるようになった。 |
症例2:雑種猫(7歳、去勢オス)
【排泄の失敗】 家族に赤ちゃんが生まれて引っ越してからトイレ以外のところで排泄するようになった。 引っ越しに合わせて、模様替えをしたり古くなったトイレを買い替えたりした。 |
変更したトイレへの忌避感のほか、環境・家族との関わりの変化によるストレスも影響していると考えられる。 |
・トイレの改善(大きくてカバーのないものに変更、砂の変更、猫の数+1個のトイレの設置、汚れたらなるべく早めに片付けるなど) ・環境改善(逃げる場所や隠れる場所を作る、赤ちゃんと生活環境を区切るなど) ・家族と遊ぶ時間の確保 ・知育トイの活用 ・サプリメントの活用 |
トイレを昔使っていたものに戻したら、元通りトイレで排泄できるようになった。 隠れる場所なども作って十分に遊ぶ時間を取るようにしたところ、どことなく表情が穏やかになった。 |