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フィラリア・ノミ・マダニ予防

フィラリア・ノミ・マダニ予防

フィラリア症は蚊を媒介して感染し、重篤な心臓や肺の障害を引き起こす可能性があります。毎年の予防薬の投与が、ペットの健康と命を守る最も確実な方法です。当院では、ライフスタイルに合わせた予防プランをご提案しています。

犬のフィラリア症

フィラリア症とは、犬糸状虫(フィラリア)が蚊を媒介して犬の心臓や肺動脈に寄生することによって起きる病気です。

犬糸状虫が寄生することにより血液の流れが悪くなって、心臓のほか、肺、肝臓、腎臓、血管に悪い影響を及ぼします。
成虫の場合ではさらに様々な症状が見られ、重篤化すると死亡してしまいます。

起きる症状
咳、活動性の低下、腹水・胸水、浮腫、喀血、呼吸困難

当院のフィラリア検査・予防法

ご注意フィラリア予防を始めるには血液検査が必要です。

検査法
成虫抗原検査法を主体に行なっています。
予防法
毎月の内服薬・塗布薬、または1回の接種で1年間有効な注射での予防をご提案しています。
予防開始の前には、現在フィラリアに感染していないかの検査を行ってから安全に投薬を開始することを推奨しています。
お得なフィラリア+健康診断セットもありますので、ぜひご相談ください。

フィラリア健診セット(全院にて実施)

フィラリア検査に加えて、血液検査(貧血や炎症の有無)や生化学検査(肝臓や腎臓の異常)を一緒に行えるセットとなっております。

【初診】13,090円(税込)
9,460円(税込)
【再診】12,320円(税込)
8,690円(税込)

フィラリア検査

フィラリア検査単体の受診も承っております。

【初診】6,160円(税込)
【再診】5,390円(税込)

フィラリア予防健診コース

どうぶつ健診歯科クリニック・CTセンターでは、「フィラリア予防健診コース」を実施しています。

所要時間
約半日
検査内容
●身体検査 ●一般血液検査 ●歯科検診 ●SDMA ●腹部エコー検査 ●腹部・胸部レントゲン検査 ●尿検査 ●爪切り

●フィラリア検査
●フィラリア予防薬8回分(オールインワン予防薬)
価格
~2.6㎏
42,020円(税込)
2.7~5.1㎏
43,692円(税込)
8.6~10.1㎏
45,460円(税込)
10.2~18.8㎏
48,576円(税込)
18.9~20㎏
50,887円(税込)

15.0㎏以上、またはその他のフィラリア予防薬をご希望の場合、お問い合せください。

検査内容の詳細
身体検査
視診、触診、聴診
歯科検診
歯石の付着具合や歯周病の有無を診ます
一般血液検査
【血球計算検査+血液生化学検査 18項目(TP・Alb・Glob・Alb/Glob・ALT・ALP・GGT・TBil・TCho・Glu・Amy・Lip・BUN・Cre・BUN/Cre・P・Ca・CRP)】
血球成分の割合と、血糖値、肝臓、腎臓、脂質、血球タンパク、炎症 の数値などに異常が無いかを診ます
SDMA
腎機能マーカー 腎臓病の早期発見が期待できます
エコー検査
各臓器毎に、サイズや内部構造に異常が無いか、腫瘤性病変が無いかなどを確認します
レントゲン検査
胸・腹部の各臓器に、画像から分かる異常が見られないかを確認します
尿検査
尿中の血液成分、細胞成分、タンパク、濃さに異常が無いかを診ます
*採尿を当院でさせていただく場合、採尿代として1,650円(税込)が別途かかります。

犬のフィラリア予防薬一覧


猫のフィラリア症

これまで日本ではネコちゃんのフィラリア症予防はあまり重要視されていませんでした。

しかし、実際には健康な飼い猫の10頭に1頭はフィラリア抗体を持っていることが判明し、猫のフィラリア症も注意が必要な病気となってきています。

フィラリア症は蚊が媒介する感染症のため、外に行かない室内飼育のネコちゃんにも予防は重要です。国内でもマンション10階に住んでいた室内猫での感染が確認されています。

フィラリア感染した猫の4頭に1頭が室内飼育と言われています。

症状としてはワンちゃんと同じですが、咳や喘息などの呼吸器症状、元気や食欲の低下、アレルギー反応、重篤化した場合は突然死を引き起こす可能性もあります。呼吸器症状については「HARD(犬糸状虫随伴症候群)」と呼ばれ、ネコちゃんの起こす症状の中でも特に予防が重要視されています。

ネコちゃんにも抗体検査はありますが、精度が高くなく、他の病気とも似ているため確定診断が難しい疾患です。

当院のフィラリア検査・予防法

予防法
月1回の塗布薬の投与で予防することができます。当院では2種類の塗布薬をご用意しています。
予防期間
5-12月が主体ですが、地域によっては通年予防が理想的です。

猫のフィラリア予防薬一覧

ノミ・マダニ予防

ノミ

ノミは驚異的なジャンプ力を持ち、犬猫に限らず人にも寄生し吸血します。

日本で多いのはネコノミで、吸血前が1.5㎜、吸血後には3㎜程度と肉眼でも見える大きさです。

ノミとって過ごしやすい気温と湿度であれば、2週間程度で卵から成長し爆発的に増殖します。

ノミに咬まれることで起きる症状として、ノミの唾液に反応したノミアレルギー性皮膚炎があげられます。また、吸血により子猫などでは貧血を起こしたり、瓜実条虫症猫ひっかき病といったさまざまな症状を併発することが知られています。

マダニ

マダニは全国的に分布していますが、犬猫など大切なペットを含め、人の命までを脅かす病気を媒介します。

中でも代表的なものはフタトゲチマダニで、吸血前は3㎜程度ですが、吸血後には1㎝程まで大きく膨らみ、吸血された箇所はできもののように腫れてしまいます。

感染経路としてはお散歩時や人の衣服を介してなどが挙げられます。

犬猫の目元や口元、耳回りや足回りなど比較的皮膚の薄いところに付きますが、見つけた場合も人へ危険な病気を媒介させる可能性があるため素手では取ろうとせず、当院へご相談ください。

ノミ・マダニ予防

マダニに関する怖い病気
SFTS(重症熱血小板減少症候群)

マダニを介して人が発症する病気です。発熱及び重度の血小板減少を起こし、死亡の危険性のある重篤な感染症です。
発症地域は暖かい地域から、徐々に北部へと広がってきています。

当院のノミ・マダニ予防

ノミやマダニは、月1回の駆虫薬の投与で予防や駆虫が可能です。

当院では内服薬・塗布薬の2種類の形状のお薬をご用意しております。

・犬 チュアブル錠、塗布薬
・猫 塗布薬

またお薬の使用だけではなく、感染サイクルを断ち切るために環境の整備として室内の掃除をこまめに行うことも重要です。

蚊と異なり、ノミやマダニは1年を通して活動しているため、通年予防を心がけましょう。

ノミ・マダニの予防薬一覧表(犬)

ノミ・マダニの予防薬一覧表(猫)

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