遊んでいると突然キャンと鳴き、立てなくなったということで来院。神経学的検査にて両後肢の完全麻痺を認め、深部の痛覚も消失していた。胸腰部の脊髄疾患を疑いMRI検査を行ったところ、突出した椎間板物質が脊髄を圧迫している所見を確認。
椎間板ヘルニア(GradeⅤ)と診断し、片側椎弓切除術を行った。術後はリハビリを行い歩行可能にまで回復した。
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その他コメント |
椎間板ヘルニアはやはりダックスフンドに多いです。歩行が不可能になった時点で手術の適応となる場合が多いですが、急変や慢性化する前に、体重管理や生活環境の改善等で予防することも大切です。 |